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5月のGWを迎えると、そろそろ気になってくるのが夏の遠征山行。どこの山域に行こうか、どの山に登ろうか、山小屋の予約はいつからだろうか、いろんなことを考え始める時期にきています。
「等高線」でも、今年はいろんなレベルのアルプス山行を企画していて、有難いことにお問い合わせもいただいていますし、はや、お申込みもいただいています。
よく頂くご質問がありますので、お問い合わせいただく前に確かめていただければと思います。
〇定員に達していますか?
→なるべくHPを都度更新し、「残席1名」など表記するようにしています。まずはHPの「最新企画詳細」ページをご確認ください。
〇私でもいけますか?
→存じ上げているお客様でも、最近の山登りの状況が分からなければお応えしようがありません。最低でも、登山歴、山行の頻度、最近登った山いくつか、年齢を情報として教えてください。それをもとにアドバイスは致します。
〇○○山には行きますか?
→大まかなコースはHPに書いていますので、まずはご自身の手で、地図を見て確認してください。それでも分からなければお尋ねください。
〇○○さんから申し込みがありますか?
→お申込みくださった方の情報を事前に他のお客様にお伝えすることはできません。直接ご本人同士やりとりしてください。
〇LINEでも申し込めますか?
→記録に残し、また検索しやすいように、メールでのお申込みをお願いしています。公式LINEは基本的に、「等高線」の情報の発信専用で設けています。
〇宿泊費と参加費を一緒に払ってもいいですか?
→国内旅程管理主任者の資格を持っていませんので、法律の規定上、宿泊費を徴収することはできません。基本は現地でご自身で払っていただく必要があります。ご理解をお願いします。
分からないこと、心配なことはお気軽にお尋ねくださって構いませんが、まずはご自身で考え、調べてみてください。そのことで、山にいくことが、もっと待ち遠しくなることでしょう。
それから参加するお客様に、特に年配のお客様には強くお伝えしていることがあります。それは、トレーニングです。
アルプス級の高山に登るためには、それなりの体力づくりが必要です。年に2,3回、近郊低山しか登らない人がアルプスに行くのはかなりチャレンジャーと言えます。もし岩稜帯のある山をいくのであれば、やっぱりそれなりに、「3点支持」の歩き方ができ、岩場を恐れないトレーニングが必要です。また、泊りになると、それだけで荷物が増えますから、軽量化とともに、重い荷物を背負って歩ける練習も要ります。目的にあったトレーニングを、春のいまから、コツコツと積み重ねていってほしいのです。
厳しいことをいうかもしれませんが、ガイドは、秘法を使って山頂に到達させることができる魔法使いではありません。お客様の手を携えて引っ張って押して歩く牛でもなければ、お客様の代わりに荷物を運ぶ荷車でもありません。あくまでも、歩くのはお客様自身です。山に登るという行為は、自分にかかる全てのことを自分で引き受ける必要があります。ガイドがするのは、基本、安全に生きて帰るための補助と、ご本人の頑張りを後押しする手助けだけです。そのことをご理解いただきたいです。
トレーニングは地味で辛く面白くないかもしれません。しかし、トレーニングを積んでいれば、山行本番は、余裕をもって楽しむことができます。「余裕をもてる」ことが、アルプス級の山に行くときにはとても大事な要素となってきます。
一緒に夏の楽しい思い出を作りましょう!
お問い合わせ・お申込みもお待ちしています♪
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